「マーメイドＳ・Ｇ３」（２０日、阪神）

　ターコイズＳ２着以来となるアンドラステは１６日、中内田師を背に栗東ＣＷで単走。序盤は前向きな馬をなだめながらだったが、直線は外ラチ沿いでスッとスピードを上げると四肢が連動。躍動感十分の動きで５Ｆ６７秒２-３７秒６-１１秒７をマークした。

　片山助手は「休み明けではありますが、いつも通り調教では動けていますね」と手応え十分。前走後に軽度の骨折が発覚して６カ月の休み明けとなるが、「影響を心配する必要はなさそうです。精神面で落ち着きがあって、古馬らしい雰囲気になってきました」と不安視はしていない。

　出走馬２位タイのハンデ５５キロを背負わされるが、「牝馬限定なら力は上位とみているだけに、好レースを期待」とキッパリ。５歳初戦で重賞初Ｖを飾り、さらなる飛躍につなげたい。

提供：デイリースポーツ