現地時間17日、イギリスのアスコット競馬場でG1・
ゴールドカップ(4歳上・芝3990m・12頭立て)が行われた。
道中は2番手を進んだ2番人気サブジェクティビスト(
Subjectivist、牡4、J.ファニング騎手)が、最終コーナーに差しかかったところで逃げ馬をかわし先頭へ。
そのまま後続を突き放し、後方から内を突いて追い込んだ8番人気
プリンセスゾーイ(牝6、J.シェリダン騎手)に5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは4分20秒28(良)。
さらに1/2馬身差の3着には、後方の外から追い込んだ3番人気スパニッシュミッション(牡5、W.ビュイック騎手)が入った。
このレース3連覇中の1番人気
ストラディバリウス(牡7、L.デットーリ騎手)は中団の内を進んだが、最終コーナーで進路を失うロス。直線では懸命に前を追うも先に抜け出した上位2頭をとらえることはできず、スパニッシュミッションにも差されての4着だった。
サブジェクティビストは
父Teofilo(
その父Galileo)、
母Reckoning、母の
父Danehill Dancerという血統。イギリスのM.ジョンストン厩舎の管理馬。
昨年10月のロワイヤル
オーク賞(仏G1)、今年3月のドバイゴールドC(UAEG2)に続く重賞3連勝となった。通算成績は17戦6勝。