6月30日に
大井競馬場のダート2000mで行われる
帝王賞。ここに前走
アンタレスSで初重賞制覇を果たした
テーオーケインズ(栗東・
高柳大輔厩舎)が出走予定。今朝23日はレースに向けた追い切りを行っている。
朝一番のCWコースで
松山弘平騎手が騎乗。単走だったが、6F標識はゆっくりと進み、3コーナーのあたりではきっちり加速と緩急のついた走り。非常に安定したフットワークという感じだった。
最後の直線に向いてからはスピードを持続するような走り。時計は6F81.8〜5F65.9〜4F51.2〜3F37.7〜1F12.4秒は、23日の中でも時計を要する時間帯の朝一番だったことを思えば、速い数字と解釈してよいだろう。
レース間隔が詰まった中での
東京大賞典が6着。当時と比較すれば、前走きっちり勝って、しっかり調整期間があっての今回の方が状態は上。なにより今年に入って連勝しているように、今が充実期であることは間違いない。
(取材・文:井内利彰)