スマートフォン版へ

【プロキオンS】ウェスタールンド仕上がった 史上初9歳馬のJRAダート重賞制覇へ

デイリースポーツ
  • 2021年07月08日(木) 12時33分
 「プロキオンS・G3」(11日、小倉)

 9歳の古豪ウェスタールンドが7日、栗東坂路で休み明けを感じさせない力強い走りを披露。しまい重点に上々の時計をマークした。史上初の9歳馬によるJRAダート重賞制覇に向けて意気揚々だ。

 20年暮れの東京大賞典3着以来、6カ月半ぶりの実戦。その仕上がり具合に注目が集まるウェスタールンドが、雨が降りしきる栗東坂路に姿を現した。

 まずは軽快に1本駆け上がり、ハロー(馬場清掃)明けに単走でスタート。現段階で500キロ近くある(前走時は480キロ)という雄大な馬体を弾ませ、しまい重点に脚を伸ばした。肩ムチ2発にしっかりと反応し、4F53秒1-39秒0-12秒4を計時。自らハミを取り、力強くフィニッシュラインを越えた。

 動きを見届けた佐々木師は「やるごとに素軽くなっている。よくここまで仕上がった」と安どの表情。総合的に見て「もう少し日数が欲しかった」と本音を隠さないが「いい時の7〜8割には戻ってきた」と最終ジャッジは合格点を与えた。

 18年7月にオープン入り。その後はダートの猛者を相手に好戦を演じてきた。その実績を思えば、G3の今回はくみしやすいメンバー構成。「展開も向きそうだし、斤量56キロも有利。チャンスだと思う」と力強くうなずく。

 9歳馬によるJRAダート重賞制覇となれば、史上初の快挙。佐々木師自身も、区切りのJRA重賞通算50勝に到達する。「この馬のパターンは、後ろから行ってまくり切れるかどうか。“ジャン”が鳴ってからを楽しみしておいてください」。ブランクも何のその。古豪が格の違いを見せつける。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す