「
七夕賞・G3」(11日、福島)
アールスターとのコンビで
七夕賞に挑む
長岡禎仁騎手(27)=栗東・
高橋亮=にとって、2020年8月の
小倉記念は生涯忘れられないレースとなった。10番人気の前評判を覆し、鮮やかなイン突きを決めて人馬ともに念願の重賞初制覇を決めたのだ。その後は5戦して勝ち星から遠ざかっているが、今回は好勝負できると見込んでいる。
「(
小倉記念後は)ハンデが増えたこともあって、結果を出せていませんでした。ただ、徐々に慣れてきて、差のない競馬ができるようになっています。状態もいいので今回はチャンスがあると思っています」と気合満点だ。
アールスターは福島には初参戦だが、主戦は「小倉と形態が似ているので、合っているんじゃないでしょうか」と前向きに捉えている。20年は
新潟記念を勝てば、サマー2000シリーズ王者に手が届くところだったが、14着に終わりタイトルを逃した。「今年は獲れるよう頑張りたい。また勝ちたいですね」ときっぱり。シリーズ開幕戦を制して弾みをつけたい。
提供:デイリースポーツ