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【プロキオンS】小回りダート1700の連対率100%ペプチドバンブー 陣営自信「ひと叩きした今回はさらにトモが入ってる」

東京スポーツ
  • 2021年07月09日(金) 18時25分
 見返り=配当を松竹梅で分類するなら…。GIIIプロキオンS(11日=小倉ダート1700メートル)であの馬が馬券に絡めば、「梅」どころか「竹」でも済むまい。そう、最上級配当「松」を目指してペプチドバンブーを超えるペプチドパインになってみせるーー。

 昨夏、メイケイエールで新馬→小倉2歳Sを連勝。大いに沸かせた武英厩舎が今年も“ナツコク”に楽しみな一頭を送り込んできた。ロードカナロア産駒のペプチドバンブーだ。3勝クラス・トリトンS=8番人気(単勝2570円)、オープン・名鉄杯=10番人気(同2350円)。過去に低評価を覆す勝利で穴党を歓喜させてきたレインメーカーが、小倉に大金の雨を降らせるーー。

 そんな予感に駆り立てられる最大の根拠が、ダート初挑戦となった2018年2回小倉ダート1700メートル未勝利戦の快勝シーン。まるで田んぼのような泥んこ馬場=前有利の競馬を後方から鮮やかに突き抜けた内容はダート&小回り適性の高さを十分に感じさせるものだった。

 当時の強烈なインパクトを日比野助手に伝えると「そうなんですよ。この馬は大型だけど、ストライドが大きいというよりピッチで走るタイプ。だから小倉のようなコース形態が合っているんだと思います」と手応え十分な感触が返ってきた。

 実際、小回りダート1700メートルは<2200>とここまでパーフェクト連対。ネックはいずれも下級条件時代に積み上げた戦績になることだが…。

「以前はトモが緩くて、ダクを踏んでもガタガタするようなところがあったんです。前走(天保山S6着)に向けて放牧から帰ってきたころから、ようやくそれがなくなってきました。ひと叩きした今回はさらにトモが入るようになっていますよ」と日比野助手は力強いコメント。トモの甘さを抱えた状況でも強い競馬をしてきた得意舞台。そこによりパワーアップした状態で出走となれば、重賞でも一発の期待が十分にかけられるだろう。

「厩舎にはエアコンなどの設備も整っているので夏バテの心配はありません。カイ食いも上々で、上積みを持って臨めそうです」(日比野助手)

 中1週のタイトなローテでも、雨後の竹の子のようにすくすく成長しているペプチドバンブー。目下の充実度と舞台適性の高さで、待望の初タイトルをつかみ取るーー。

(栗東得ダネ班)

東京スポーツ

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