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【プロキオンS予想】過去と大きく姿を変えた小倉1700m戦で、危険な人気馬となった1頭/JRAレース展望

  • 2021年07月09日(金) 21時00分
 これまでダート1400m戦で行われてきたプロキオンSですが、今年は小倉のダート1700m戦と大きく様変わりしています。この条件では重賞が実施されていないこともあり、消去データ的にはなかなか厳しい状況です。過去のプロキオンSにくわえ、同舞台の小倉ダート1700m戦の傾向や同距離重賞のエルムSの結果も参照して、この難題に挑みます。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 最近では、函館から札幌に舞台を移した函館スプリントSで、【残った馬】が1〜3着を独占。京都2400mから中京2200mへの変則開催となった春の日経新春杯では、おなじく【残った馬】の6頭で決着し、3連単が961,790円となりました。条件変更にも強いケシウマに、今週もご注目ください。

 ここでは、プロキオンSの消去条件のうち1つを無料公開します。

【条件:前走4角7番手以下で敗退の7歳以上(前走から距離延長馬は除く)】
■実績:[0-0-0-18]
■複勝率:0%
■該当馬:ウェスタールンドブラックムーン

 もともと好走確率が低い7歳以上馬だけに、距離が1400mから1700mに変更となっても評価を下げる手はありそうだ。とくに、小倉ダート1700mの傾向的には前走4角7番手以下で敗れた馬の巻き返しは厳しいとみる。例外は、前走から距離延長で、加齢によるスピード不足を補える可能性のある馬だけと考えてみたい。現在唯一のダート1700m重賞であるエルムSでも、この条件に該当する馬は過去10年で[0-0-0-12]だった。※データは過去10年間を対象(20年は阪神、12〜19年は中京、11年は京都のダート1400mで行われたが、本年は小倉ダート1700mで実施される)

 上位人気予想されるウェスタールンドが消去データに該当しました。近5走はすべて3着以内と馬券になっているだけでなく、前走はGIの東京大賞典で3着、3走前の同距離重賞のエルムSでも2着。小倉ダート1700mでも1戦1勝とコース適性も兼ね備えた実力馬です。ただし見逃せないのは9歳馬ということでしょう。マクリを武器とする馬ですが、加齢による加速力の低下で、2000m戦からの距離短縮で得意の形にもちこめない可能性はあるでしょう。

 残りの条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。小倉ダート1700m戦の傾向は重賞で変わるか。過去のプロキオンSのデータはどう影響するか。ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。

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