◎18日(日)小倉競馬場で行われるサマーマイルシリーズ第2戦、第69回
中京記念に出走を予定している
ロータスランド(牝4、
辻野泰之厩舎)について、追い切り後の
辻野泰之調教師のコメントは以下の通り。
・(前走の
米子Sは)形としては格上挑戦でしたが、馬は充実していましたので、それまで2走の内容からもいい競馬はしてくれるという手応えは持っていました。期待通りの走りを見せてくれました。オープンで戦える自信にもなりました。
・以前は爪に痛いところがあり、思ったように調教できないところもありました。そのため特殊な蹄鉄を履かせて、歩様が劇的に良くなりました。それに伴い毛ヅヤや馬の張りが段違いに良くなり、それが結果につながったのかなと思います。
・(中間は)レース後一週間だけ放牧に出しまして、メンタル的に
リセットさせました。いいリフレッシュ期間になったようで、気持ち的にも余裕があり身体の張りもいいので、体調良くレースに臨めると思います。
・(一週前追い切りは)放牧で緩んだねじを締めるという意味で、最後に少し仕掛けました。思ったよりも時計が出て驚きました。しかし馬にダメージも無く、良い意味で引き締まった状態になったので、意図した通りの調教ができたと思います。
・今週は気温も上がってきましたし、輸送も控えているので、しっかり体力を残した状態で予定通りの調教が出来たと思います。最後まで抱える状態で来ましたし、レースで弾ける準備は出来ました。
・(初の小倉競馬場について)輸送に関しては新潟にも行ったので心配ありませんが、コーナー4つのコースが初めてになるのでそのあたりが課題になるかなと思います。しかし、スタートも良くレースセンスもあるのでこなしてくれるとは思っています。
・(ハンデ54キロは)前走も54キロでリステッドを勝たせていただいているので、想定の範囲内です。
・もともと期待は高い馬です。ようやくその素質が開花してきました。重賞の舞台でも力さえ出し切れば結果はついてくると思います。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI