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【門別競馬情報】地元注目は2連覇懸かるクオリティスタート。川崎から“凱旋出走”コーラルツッキーは錦飾るVなるか「第20回ノースクイーンカップH2」/地方競馬情報

  • 2021年07月15日(木) 11時30分
 15日(木)のメイン(最終)12Rは牝馬限定の地方交流古馬重賞「第20回ノースクイーンカップH2/1800m外回り」。世代別牝馬重賞シリーズ「グランダム・ジャパン(GDJ)2021/古馬シーズン第3戦」で、その2015年優勝馬サンバビーン(北海道)と2019年優勝のクレイジーアクセル(大井)はその後の対象レースでも活躍してポイントを加算し「古馬シーズン女王」に輝いています。今年もこの一戦での上位馬がトップ争いに加わる可能性は十分で、その点でも注目していただければと思います。

 今年は地元12頭、遠征2頭の計14頭が覇を競いますが、それぞれ特に注目は、地元馬では2連覇に挑むクオリティスタート、遠征馬ではデビューした2歳時以来の凱旋出走となる川崎・コーラルツッキーでしょう。

 クオリティスタートは昨季終了後、冬休み中の活躍の場を南関東に求めた(所属=川崎・佐々木仁厩舎)ものの本来のパフォーマンスを発揮できないまま3月2日の川崎戦を最後に門別へ再転入。その影響が長引いてか今季序盤はパッとしない走りが続きましたが、再転入3戦目のA1下特別でようやく勝利を掴むと続く前走の重賞ヒダカソウカップH2でも馬群を捌いて末脚を伸ばし、勝ったルナクレアから僅か0秒1差の2着。惜しくも2連覇はならずも、牝馬同士ならまだまだトップ級の走りを見せられることを実証してみせました。

 全14勝のクオリティスタートですが、この門別1800m外回りはその内で最多の5勝を挙げている最も相性よいコース。枠順も、今回はロスなく運べる1枠2番で、内回り1600mで8枠13番だった前走とは真逆の好条件を引き当てられたのは心強い材料でしょう。目標とする「2連覇」も、十分に達成可能なはず。その走りにぜひ、御注目ください。

 一方のコーラルツッキーは、NARグランプリ2019「2歳最優秀牝馬」に輝いた2歳時以来の門別コース“凱旋出走”。外枠から力強く差し切ったダートグレード競走「第22回エーデルワイス賞JpnIII/門別1200m外回り」以来約1年9ヵ月ぶり、レース数にして実に「13戦ぶり」の復活Vを狙います。

 南関東移籍後、近走はずっと道中ゆったり流れがちな2000m以上の距離を使われ続け、4走前には強敵シャイニングアカリの0秒1差2着もあるなど安定感が増してきています。こちらもロスなく運べる1番1番を引き当て、道中内々で折り合って進めれば2歳秋エーデルワイス賞JpnIII以来の勝利をつかめる可能性は十分とみます。

 他の伏兵陣も実に多彩で、それら各馬の激走によって「高配当」が飛び出す可能性も十二分にあると思われる「第20回ノースクイーンカップH2」。発走時刻は20時35分です、お見逃しなく!

(文:ひだか応援隊)

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