7月25日(日)に新潟競馬場で行われる第21回
アイビスサマーダッシュ(GIII)に登録している
ライオンボス(牡6、美浦・
和田正一郎厩舎)について、追い切り後の
和田正一郎調教師のコメントは以下の通り。
(前走の韋駄天S9着を振り返って)
「他の馬との斤量差もありましたし、緩い馬場であまり得意でなかったこともあります。振り返ってみると馬が少し硬かったかなということで、いろいろな要素がありまして負けてしまいました」
(前走後の調整について)
「前走後は間隔を取って、ここを目標にしっかり調整しました。少なくとも前走よりはだいぶ良い状態で出走できるのではないかなと思います」
(調教過程を振り返って)
「先週は前に馬を置いて、その後ろから最後に仕掛けました。スッと反応しなかったところが少しありましたので、少し追いましたが、追った後はスッと動きましたので、良い負荷もかけられたのではないかと思っています。
もうそんなに負荷をかけることはないかなと思いましたので、よく選択するパターンですが、ポリトラックコースで行いました。競馬でも先行することになると思いましたので、先行して、後ろの馬が来たところで踏ん張るようにというのをイメージして、追い切りをやりました。
気負っている感じもなく、それでいて最後はしっかり気持ちも入って走れていたと思いますので、良い感じだったのではないでしょうか」
(今回のレースに向けて)
「一番得意な舞台だと思いますし、合っている舞台だと思います。一年の中で一番ここを目標にしてきましたので、良い状態で出走できればなと思っています。
(馬場については)情報がないのですが、(開催の)間で回復していると思いますし、天気予報を見ても晴れが続くようです。良い馬場状態で、持ち時計もあります。53キロの時に出した時計ですが、それでも良い舞台ではないかと思っています。
こちらとしてはあまり心配のない状態で出走できるのではないかと思っています。
この条件がすごく合っていたという馬が出てくる舞台でもありますので、その辺りはどうなるかなと思っています。
一つでも多く勝ちたいなと思っています。それが実現できるようにしっかり調整していきたいです。
前走はいろいろありまして大きく負けてしまいました。今回は状態も前走よりは良いと思いますし、舞台設定としても良くなっていると思います。良い競馬をお見せしたいです」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI