今年はオリンピックの影響で札幌から函館に舞台が移りました。13年以来、8年ぶりの函館開催です。そしてそのときは、3頭出走のマイルからの距離延長馬が上位を独占。さらにそのうち2頭が
ヴィクトリアマイル組でした。近年は
マーメイドSからの距離短縮馬の活躍も目立ちますが、はたして歴史は繰り返すのでしょうか!?
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
昨年の
クイーンSでは、【残った馬】の
レッドアネモスが11人気で優勝し、単勝は4,370円に。また前2週の【残った馬】も、
アイビスSDの
オールアットワンス、
中京記念の
アンドラステ、
函館記念の
トーセンスーリヤが勝利。1〜6月の上半期では、最大6頭の【残った馬】が上位3頭を独占したのは9回。そのうち7回が万馬券で、さらに3回が10万馬券でした。ケシウマの【残った馬】に、今週もご注目ください。
ここでは、
クイーンSの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件:
ディープインパクト・
ハーツクライ産駒(前走
ヴィクトリアマイル出走馬は除く)】
■実績:[0-0-0-14]
■複勝率:0%
■該当馬:
イカット、
クラヴァシュドール、
ドナアトラエンテ(過去の主な該当馬:19年
サトノガーネット3人気6着)
■日本の主流血統ともいえる
ディープインパクトと
ハーツクライの産駒が苦戦しているのは、見逃せないポイントだ。どちらも直線の長い野芝コースに最適化されているともいえる種牡馬だけに、コンパクトな洋芝コースでパフォーマンスを落としても不思議ではない。前走で春の女王決定戦である
ヴィクトリアマイルに出走していた馬を除くと、
ディープインパクト産駒は[0-0-0-8]で、
ハーツクライ産駒は[0-0-0-6]。思い切って軽視してみたい。※データは過去10年間を対象。本年は13年と同様に函館での開催
上位人気が予想される
ドナアトラエンテや、 函館2勝の
イカットが消去データに該当しました。どちらも、過去10年で最多の5勝を挙げているノーザンファームの生産馬でもあります。また、今年は札幌から函館に舞台が変更。血統データの信憑性に疑いが生じる局面ではありますが、じつは、13年の函館開催時には、
ディープインパクト産駒の
マルセリーナが2人気で4着、
キャトルフィーユが4人気で5着と人気を裏切っていました。また、今年の1回函館1〜8日目の芝1800m戦でも、
ディープインパクト産駒の期待値は低く(単勝回収値54円/複勝回収値68円)、
ハーツクライ産駒も[0-0-1-6]。函館替わりだからといって、状況が好転しそうにはありません。
残りの条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして今年の函館開催も
ヴィクトリアマイル組なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。