現地時間7日、アメリカのサラトガ競馬場でG1・
ホイットニーステークス(4歳上・ダ1800m・5頭立て)が行われた。
1番人気のニックスゴー(
Knicks Go、牡5、J.ロザリオ騎手)が、道中は他の4頭を引き離して逃げる展開。一旦は引きつけた後続を、外に持ち出された直線半ばから再び引き離し、2着
マックスフィールド(牡4、J.オルティス騎手)に4.1/2馬身差の完勝を収めた。勝ちタイムは1分47秒70(良)。
ニックスゴーは、父が
Deputy Minister系の
Paynter、
母Kosmo's Buddy、母の
父Outflankerという血統。韓国馬事会の所有馬で、管理するのはアメリカのB.コックス調教師。
通算成績は22戦8勝。G1は2018年のブ
リーダーズフューチュリティ、昨年のBCダートマイル、今年の
ペガサスワールドCに次いで4勝目。
今回は5頭立てながら、前走まで8戦7勝の
マックスフィールド、6連勝でメトロポリタンHを制した
シルバーステートと、同2着のバイマイスタンダーズ、昨年の
プリークネスSなどG1・3勝の牝馬
スイススカイダイバーと豪華メンバーが揃っていたが、実績最上位の貫禄を示した。