26日、馬事公苑にて行われた東京パラリンピック・馬術競技個人
グレードIIで、宮路満英選手(63)が7位に入賞した。共に出場した主戦馬はCHARMANDER。
宮路満英選手は、元
JRA調教助手で、リオ大会に続いて2回目の出場。今後は30日に、選手が選んだ楽曲に合わせて演技を組み合わせていく「個人
フリースタイル・
グレードII」に出場する。
同じく
グレードIIに出場した日本体育大学・
アスール乗馬クラブ所属の吉越奏詞選手は10位。
同日、馬術競技個人
グレードIVに出場した元
JRA騎手の高嶋活士選手は、14位だった。
パラリンピックの馬術競技は、決められた馬場内で、基本的な技術である常歩(なみあし)、対角線上の肢が交互に2拍子のリズムで動く速歩(はやあし)、スピードのある駈歩(かけあし)、高度な前肢と後肢が異なる軌跡を描く二蹄跡運動(にていせきうんどう)などを駆使して移動しながら、馬を操る技術を審査する。
出場選手は、障がいの内容や程度により、クラス分けされていて、
グレードごとに求められる技術レベルが異なっている。