関東のルーキー・
横山琉人騎手(18)=美浦・相沢=が、今週の新潟競馬でターフに戻ってくる。北海道遠征中の7月21日、函館での調教中に落馬して右足腓骨骨折のアク
シデント。6月の札幌開催で3勝をマークして、これからという時だっただけに「いい流れで来ていただけに残念でした」と唇をかむ。
先週の26日に美浦トレセンで調教騎乗を再開。「歩いたりするとまだ痛いけど、馬に乗っている時は全然問題ないです」ときっぱり。連日元気いっぱいに調教をこなしている。わずかな時間だったが、北海道滞在では吸収する面も多かった。「自分で考えながら調教をつけさせてもらい、関西の関係者とも話しができて、いろいろ勉強になりました」と振り返る。
父は障害の名手で、00、01年に
中山グランドジャンプを連覇した
ゴーカイとのコンビで知られる横山義行元騎手。その父の姿に憧れて騎手の道を目指した。先週終了時点で同期の中では小沢が19勝でトップ。同じ関東の永野が18勝で続く。大きく離されてはいるが、「負けてはいられません」と逆襲を約束した。
提供:デイリースポーツ