10月3日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる
凱旋門賞(3歳上・牡牝・G1・芝2400m)への出走を予定している
クロノジェネシス(栗東・
斉藤崇史厩舎)。今朝8日はレースに向けた追い切りをCWコースで行っている。
岩田望来騎手が跨って単走。ゆったりとした感じで馬場入りして、キャンターに移ってからも行きたがるようなところはない。向正面に入ってからの雰囲気も落ち着いていて、6F標識から5F標識の区間が16.8秒。ここが速くならなかったことで、3コーナー手前から少しペースを上げても問題なかったという感じ。
最後の直線は軽く流すといった感じで、普通の馬なら13秒後半くらいでのフィニッシュだったと思うが、スピードとパワーの
バランスがさすがといった感じで13.1秒でまとめている。
全体時計は6F86.3〜5F69.7〜4F54.9〜3F40.2〜1F13.1秒。9月5日にCWで時計を出しているが、その時よりも速い数字。これから順調に追い切りのペースを上げていくといったところではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)