「
セントウルS・G2」(12日、中京)
岩田康を背に、
クリノガウディーは8日、栗東坂路で馬場の真ん中を堂々と駆け上がり、鋭く伸びて4F53秒5-38秒2-11秒6。ラスト1Fは見せムチで緊張状態を保ち、この日の同坂路で1位タイとなる切れ味を発揮と、目下の充実ぶりを伝えるには十分な内容だった。藤沢則師は「ジョッキーの感覚にお任せしました。動きは良かったと思います。最後ははじけていましたね」と笑顔。このひと追いで出走態勢は整った。
京都競馬場の改修工事に伴い、21年も中京開催。得意の舞台に「いいですね。風が向いているかなと思います」と待望の重賞Vを描く。目下2連勝中で“最強の1勝馬”と呼ばれていたのは過去の話。初タイトルを手に入れ、連勝街道を突き進む。
提供:デイリースポーツ