10月10日、東京芝1800mで行われる
毎日王冠に出走を予定している
ヴァンドギャルド(栗東・
藤原英昭厩舎)。前走は
ドバイターフで2着。その後はレース間隔があいているが、8月27日に社台F山元トレセンから栗東へ帰厩している。
今朝15日はレースに向けた追い切り。朝一番のCWコースで
岩田望来騎手が跨っての3頭併せ。先頭が
カントル、それに
チェルノボーグが続き、一番後ろから追いかける隊列となった。
前半はかなりゆっくりとしたラップで、ペースが上がったのは4コーナーすぎ。そこでじわっと内から並びかけていく
ヴァンドギャルドだったが、スピード乗りとしてはかなり落ち着いた感じだった。
ラスト1Fあたりで前2頭に並びかけて、ゴールでは同入。時計は6F86.4〜5F69.3〜4F53.7〜3F38.8〜1F11.8秒。負荷としては脚ならし程度だったとは思うが、現時点でこのくらいの動きができるのであれば、レースの頃にはほぼ完璧という、状態になってくるのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)