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【川崎・多摩オープン結果】快勝ルイドフィーネの町田直希騎手「牝馬路線でまた大きいところを獲らせてあげたい」

  • 2021年09月17日(金) 11時00分
 16日、川崎競馬場で行われた多摩オープン(4歳上・ダ1600m・1着賞金600万円)は、先手を取ってレースを進めた町田直希騎手騎乗の5番人気ルイドフィーネ(牝4、川崎・内田勝義厩舎)が3〜4コーナーで並びかけてきた後続を直線突き放し、後方を追走して内から伸びた3番人気マイネルナイペス(牡5、川崎・河津裕昭厩舎)に5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分41秒3(稍重)。

 さらにアタマ差の3着には4番人気トキノパイレーツ(牡6、川崎・八木正喜厩舎)が入った。1番人気に推されていたコパノジャッキー(牡6、大井・荒山勝徳厩舎)は4着、2番人気のジョーパイロライト(牡5、浦和・小久保智厩舎)は6着に終わった。

 ルイドフィーネ父サウスヴィグラス母ロージーチャームその父ダンスインザダークという血統。昨年秋のロジータ記念(SI)を制したあとは勝ち星に恵まれずにいたが、約3ヶ月半の休み明けのここは快勝した。通算成績はこれで14戦3勝。

 なお、一つ前のレースに続き連勝を飾った町田直希騎手は、地方競馬通算1100勝目となった。

町田直希騎手

「今日は出していく予定ではありましたが、スタートを切る直前に隣の馬が後ろを蹴っ飛ばして、その音に反応して(ゲートを)出た感じでした。(ハナに)行けたのはたまたまですが、無理しないで行けるなら変に抑えずに行こうと思いました。

 休む前、疲れが溜まっていたのか、いつも必ずひと脚は使う馬なのにそれがありませんでした。今回休んで馬も一回り大きくなって、気分的にもリフレッシュして帰ってきたので良かったと思っていましたが、直線追い出したときに反応してくれたので、そこで勝てたと思いました。

 (このあとは)牝馬路線に行きたいですよね。また大きいところを獲らせてあげたいです。使う度にパワーアップしているので、まだ成長できると思います」

(自身の1100勝目については)
「1000勝をあげたのが約1年前だったので、いいペースです。年間100勝できればと思っているので。まだまだこれからなので、通過点と思っています」

(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)

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