26日に中京競馬場で行われる
神戸新聞杯(3歳・牡牝・GII・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年も開催日割の変更に伴い中京芝2200mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
ディープインパクト産駒は[6-5-2-35]。昨年の
神戸新聞杯は
コントレイルが1人気に応えて完勝するほか、同じく代替開催された21年
京都新聞杯も
レッドジェネシスが勝利。なお、その2頭においては芝2400mからの距離短縮で挑んでいたことも共通する。同産駒には
シャフリヤール、
レッドジェネシスの2頭が該当。
エピファネイア産駒は[5-1-2-10]。3勝クラス以上での好走例こそないものの、平場[2-1-1-5]複勝率44.4%・複勝回収率112%、特別[3-0-1-5]複勝率44.4%・複勝回収率122%と好走率・回収率ともに偏りのない優秀な成績を収めている。また、勝利した5頭のうち3頭が6・7人気の人気薄でもあるので、一発の魅力を秘めたタイプとも言えるだろう。同産駒からは
シゲルソウサイが特別登録をしている。
オルフェーヴル産駒は[3-3-1-10]。今回出走するメンバーの種牡馬のなかで
エピファネイアに次ぐ勝率2位となり、単勝回収率も242%という数値を記録。年明けに代替開催された21年
日経新春杯では
ショウリュウイクゾが7人気の低評価を覆す走りで重賞初制覇を飾っている。同産駒には
イクスプロージョンが該当。
ルーラーシップ産駒[4-7-2-28]。単勝回収率131%・複勝回収率125%とベタ買いでもプラス収支を記録しているように妙味を兼ね備えた好走例が多いことも特徴のひとつ。昨年の
神戸新聞杯においても、14人気、単勝112.7倍の
ロバートソンキーが3着に入線していたことは記憶に新しい。今年は
ワンダフルタウンが出走を予定している。