凱旋門賞で有力馬候補の1頭に挙げられていたセントマークス
バシリカ(
St Mark's Basilica、牡3)は状態が整わず出走を回避。引退し、種牡馬入りする事がわかった。『
クールモア』のホームページで発表した。
セントマークス
バシリカは父
Siyouni(
その父Pivotal)、
母Cabaret、母の
父Galileoという血統。アイルランドのA.オブライエン厩舎の管理馬。
昨年のデューハーストS(英G1)から今年の仏2000ギニー(仏G1)、仏ダービー(仏G1)、
エクリプスS(英G1)、
愛チャンピオンS(愛G1)と、G1を5連勝。通算は9戦6勝。
9月5日までに実施された世界の主要レースを対象したワールドベストレースホースランキングでは
アダイヤー(Adayar)、ミ
シュリフ(
Mishriff)と並びレーティング127で世界ランク1位タイに立っていた。
同馬を管理するA.オブライエン調教師は「セントマークス
バシリカは、私たちがこれまでに管理した競走馬の中で、最高の馬です」などとコメントしている。