10月3日に中山競馬場で行われる
スプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みが
スウェプトオーヴァーボード。3回で
キングカメハメハ、
アドマイヤムーンが続き、2回が
ディープインパクト、
クロフネ、
フジキセキ、
ロードカナロアとなっている。
ダイワメジャー産駒は[0-0-1-3]。まだ出走頭数も少なく、連対例もないが、16年
ソルヴェイグは9人気の伏兵ながら勝ち馬からアタマ+クビ差の3着と健闘。また、牝馬に限れば出走した3頭すべてが勝ち馬から0秒4差以内で入線している。今年は上位人気と目される
レシステンシアほか、
ラヴィングアンサーが出走予定。
ロードカナロア産駒は[0-1-1-3]。2度の好走例はどちらも
ダノンスマッシュ(19年3着、20年2着)によるもの。
ロードカナロア自身は12・13年と2連覇を果たしているだけに、いつ父子制覇となっても不思議はないだろう。今年は3度目の出走となる
ダノンスマッシュほか、
ファストフォース、
ロードアクア、
ボンボヤージ(除外対象)が特別登録している。
初出走となる
ミッキーアイル産駒には
メイケイエールが該当。
ミッキーアイルは16年の2着馬となるが、勝ち馬とはアタマ差の惜敗だった。なお、昨年は
ディープインパクト産駒の
グランアレグリアが勝利するほか、15年には
オンファイア(=
ディープインパクトの全弟)産駒
ウキヨノカゼが9人気3着。
ディープインパクト系としても動向を注視してみたい。