19年11月の
浦和記念以来、約2年ぶりの美酒を目指し、8歳馬
ケイティブレイブ(牡、美浦・清水英)が
シリウスSに参戦する。
前走のエルムSは、脚部不安&転厩を経て1年1カ月ぶりの実戦だったが、好位からしぶとく脚を使って6着。交流G13勝(17年
帝王賞、18年
川崎記念、JBCクラシック)を誇る古豪が健在ぶりを示した。清水英師は「まずは無事に出走させることを前提に、坂路中心の仕上げで不安もありましたが、見せ場十分。ホッとしました」と安どの笑みだ。
最終リハは29日、美浦坂路へ。余裕残しで4F53秒6-38秒9-12秒8。「前走の反動もないし、逆に気持ちが入ってきました。今回は勝利に対する意識も出てきて、馬場で3本。しっかりやってきましたからね。8歳でも若さがあります」と笑顔を見せる。
今回は内田博との新コンビ。トレーナーは「百戦錬磨だし、ダートに関しては超一流。ウチの厩舎もしばらく重賞には縁がなかったからね。また盛り上がって行きたい」と腕まくりしている。(デイリースポーツ・村上英明)
提供:デイリースポーツ