本日の
スプリンターズSでいよいよ2021年秋のGIシーズンが開幕。春の短距離GI
高松宮記念の上位勢やサ
マースプリントシリーズを戦ってきた勢力、果敢に古馬に挑む3歳馬たちと、興味深いメンバーが集結しています。
そんな一戦でオリジナルの
ビッグデータを活用した
AI競馬予想が弾き出した、注目馬を紹介します。
◆懸念材料が少ない
AIが出した結論は、上位人気は確実なところですが、4月の香港遠征以来となるGI馬
ダノンスマッシュとなりました。
高松宮記念は去年・今年と重馬場で行われましたが、昨年はスタートで出遅れて10着、今年はスタートで遅れず、自身の競馬ができて差し切り、国内GI初勝利を果たしました。重馬場が敗因ではないという事をはっきりはっきり示しました。台風16号の影響で、馬場が回復しても時計の掛かる馬場である事には変わりなさそうですが、馬場自体が懸念材料とはならないということでしょう。
前述の通り4月の香港・
チェアマンズスプリントプライズ(6着)以来の実戦で、休養明けということも気になりますが、中9週以上での戦績は[6-0-0-2]。着外だった2回を見ると、3歳時の
ファルコンSでの7着・2019年
香港スプリントでの8着はいずれもスタートで出遅れていた上に、上位入線馬はある程度前目に位置していた馬。つまり、出遅れた事によって位置取りが後ろになり、前残りの展開の影響をダイレクトに受けてしまったということで、敗因はこちらもはっきりしています。
コースとしても中山芝1200mは3戦1勝・2着1回・3着1回で得意としている舞台。3着と2着はそれぞれ一昨年・昨年の本レースでのもので、この辺りの判断材料もクリアしています。AIによる予測ペースは平均ペース。スタートさえ決めれば、5・6番手の外につけて、直線抜け出して来れるのではないでしょうか。