復帰初日はホロ苦い結果となった。5月に左肩を手術した
古川奈穂騎手(21)=栗東・矢作=は、9日の阪神で2鞍に騎乗。復帰戦となった2Rでは、スタート直後に落馬して競走中止の憂き目。8Rでは3番人気の
カイザーノヴァ(牡3歳、栗東・矢作)で挑んだが、8頭立て(
オーマイダーリンが除外)の7着に敗れた。
奈穂は「競馬は難しいですね。もっと技術を磨いていかないと。あしたから切り替えて乗っていきたいです。体は全く問題ないし、落馬も大丈夫でした」と必死に前を向く。
師匠の矢作師は「きょうの競馬は誰も納得していないと思う。厳しいことを言うけどね。中途半端だった。(本人と)しっかり話をしたし、修正してもらいたい。体が大丈夫だったのは何よりです」と、弟子に奮起を促していた。
提供:デイリースポーツ