9日(土)、10日(日)に2歳新馬戦が東京、阪神、新潟で計12レースが実施された。10日は5鞍が行われ、東京4Rでは
ラスール(牝、美浦・藤沢和)が好位から抜け出して2着に3馬身半差をつけて快勝。1番人気に応えた。
10日(日)の新馬勝ち馬評価一覧
ラスール(牝、父
キタサンブラック、美浦・藤沢和)
日曜東京4R・芝1600m、ルメール「新しい
グランアレグリアですね。センスがいいし、流れに乗れました。最後もいい脚を使ってくれて、いい瞬発力があります。能力は高く、これからが楽しみです」(レース評価B、将来性★★★★)
テラフォーミング(牡、父
エピファネイア、美浦・相沢)
日曜東京5R・芝2000m、鮫島駿「急きょの乗り代わりでしたが、所属騎手の石川君や相沢先生から情報を聞き、前受けして抜け出すイメージを抱いていました。その通りの競馬ができましたね。まだ緩いところがあるので、これから良くなると思います」(B、★★★)
タガノエスコート(牡、父
ロードカナロア、栗東・五十嵐)
日曜阪神5R・芝1800m、M・デムーロ「調教もよく動いていたし、真面目な馬で頭がいいね。体もちゃんとしていました。ワンペースなので前に行きたかったけど、内枠だったし、いい位置でうまく息を入れられた。瞬発力もあって、最後は馬なりでした。自分の仕事が分かっているね」(B、★★★)
グランデレジーナ(牝、父
エピファネイア、栗東・藤岡)
日曜新潟5R・芝1600m、秋山真「ケイコの感じが良く、初戦から動けると思っていた。いい時に乗せてもらえましたね。あとはレースでハミをかむところがあり、勢いよく行き過ぎるので、それが今後の課題かな」(B、★★★)
ピンハイ(牝、父
ミッキーアイル、栗東・田中克)
日曜阪神4R・芝1400m、高倉「スタートは練習から出ないのは分かっていたので、出ればラッキーぐらいに思っていました。案の定、出ませんでしたが、思いのほか流れてくれたし、馬のリズム重視で運びました。直線は決してスムーズではなかったけど、前があいてからはいい脚を使ってくれました。スタートは使いつつ良くなってくれれば。初戦としてはいい競馬をしてくれたと思います」(C、★★★)
(評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階)
提供:デイリースポーツ