13日のメイン(最終)12Rは「北斗紅葉回廊特別/B4〜C1-1組・1200m外回り」です。安定感ある走りで近走ずっと「馬券圏内」の走りを続け、引き続き上位人気は必至のモンスタープリンスや、「行き切る」のが好走条件という中で今回1枠1番を引き当てたコクサイルビー、前走4連勝こそならなかったが初の門別1200m(再転入後すべて1000mで3連勝しての距離延長初戦)でも2着に踏ん張ったセイウンモーリーに、前3走は一つずつ着順を落としているものの4走前には今季デビューの当時4戦4勝牝馬イイデスカイを外から差し切り捻じ伏せた実力馬グシチャンノカゼ。さらには、今季の開幕直後の時期を除けば常に好走を続け「掲示板圏内」を確保し続けている3歳馬ストックグロリーらが上位人気に支持されることになりそうです。

　とはいえ、テンに速く前付けで勝負したいタイプ(内から順にコクサイルビー、セイウンモーリー、モンスタープリンス、グシチャンノカゼら)が程よく揃っており、おそらくは最内枠から押してハナを奪いに行くだろうコクサイルビーを巡って先行争いが激しくなるようだと、最後の直線で「末脚の持久力比べ」といった様相となり、中団よりも後で脚を溜めていた差し馬勢、これも内から順にエクスターミネートやクリュサネル、プライオリティー、アンテレクテュエル、ネフェリら伏兵陣が持ち前の差し脚で上位の圏内をうかがうシーンも想定しておきたいところ。

　兎にも角にも序盤の主導権争いと、それに伴う各馬のペース配分(レースのラップ構成)によって上位に入ってくる馬たちの顔ぶれが大きく変わってくるだろう門別12R「北斗紅葉回廊特別」の発走時刻は、20時35分です。きっと激しくなるであろう、そのレース展開をご堪能いただければと思います！

(文：ひだか応援隊)