「新馬戦」(16日、東京)
黒光りする雄大な馬体がポテンシャルの高さを物語っている。土曜東京5R(芝1800メートル)で初陣を迎える
エピファネイア産駒の
エピファニー(牡2歳、美浦・宮田)。伯母に15年牝馬2冠(
オークス&
秋華賞)を制した
ミッキークイーンがいる良血馬が、いよいよルメールとのコンビでベールを脱ぐ。
宮田師は「脚元に難しいところがあって坂路主体の調整ですが、それでも体力と脚力はかなりある。追い切り後もケロッとしています」と心肺機能の高さに舌を巻く。「素質は十分。厩舎としても期待している一頭なので、どんな競馬をしてくれるか楽しみにしています」。来春のクラシックを見据え、まずは初戦を華麗に飾ってみせる。
提供:デイリースポーツ