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【秋華賞予想】今年は阪神競馬場で行われる牝馬三冠路線の最終戦

  • 2021年10月17日(日) 06時35分
 1996年の新設当時からGI競走に格付けされたレースで桜花賞オークスとともに牝馬三冠路線の最終戦に位置付けられている。第1回からすべて京都競馬場の内回り2000mコースで行われてきたが、今年は大阪杯と同じ阪神競馬場内回り2000mで行われる。過去10年で1番人気馬は4勝2着1回3着1回。1番人気が敗戦した年も4番人気以内馬が勝利しており、堅調な1戦だ。

 ◎ソダシは昨年の最優秀2歳牝馬で、今年の桜花賞馬。1800mのクイーンSではなく、2000mの札幌記念を勝って挑む。阪神コースは、いずれもGI戦で2戦2勝。前走の札幌記念は52キロだったとは言え半マイル47.4秒、前半1000m通過59.9秒のペースを先行し、被せられるのを嫌うかのように3角手前から先頭に立って最後の800mを11.8秒-11.8秒-11.7秒-11.9秒でまとめて後続の追撃を振り切った。阪神の内回りコースは初めてになるが、立ち回りの上手い馬だけに不安は少ない。

 〇アンドヴァラナウトローズS優勝馬。前半1000m61.2秒のスローペースをやや前目の中団で追いかけ、最後は外から自身推定33.8秒の末脚でねじ伏せたローズSも強かったが、半マイル46.3秒、1000m通過58.2秒のハイペースをほぼ持ったままで追いかけ、最後は11.1秒-11.4秒でまとめた前々走の出雲崎時別は、いかに平坦新潟コースといえども強かった。430キロ台で、決して馬格に恵まれているとはいえないが、スケールの大きさを感じさせる1頭だ。

 ▲スルーセブンシーズミモザ賞の優勝馬で紫苑S2着馬。前走は半マイル47.2秒、前半1000m通過59.7秒の平均ペースの流れになって1番枠が仇になったような印象。外に持ち出すことができずに、最後の直線でインをついたが行き場を失う不利があった。それでも立て直して伸びた内容は見どころがあった。今回も枠順には恵まれなかったが、2度目の大野騎手がどうさばくのか、注目したい。

 その紫苑Sを快勝した△ファインルージュも差はない。前走はすべてがうまくいった感があるが、距離不安がささやかれる中で外を回って強い内容だった。オークスの1、2着馬△ユーバーレーベン、△アカイトリノムスメも無視はできないが、穴は強烈な末脚を武器とする△ミスフィガロか。

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