前走の
納屋橋Sでは2着に健闘した
サルファーコスモス。長い先行争いのあと、前で押し切った勝ち馬には届かなかったものの2着をキープ。骨折休み明けでしたが、しっかり動けたのではないかと思います。
そして、一度叩かれた効果もあり、ここにきてグンと良くなっていますよ。
「前走はエンジンのかかりが少し遅かったですが、7か月半の骨折明けだったことを考えると頑張ったほうだと思います。この中間はカイバもよく食べていますし、状態面でも上積みを感じます」と福永助手。
無事、4分の3の抽選を突破し、
秋華賞へ出走できて本当に良かったです。
これまでデビュー戦は1400m、そのあとの3戦は1600m戦が続いていますが、距離適性はどうなのでしょうか?
「微妙にエンジンのかかりが遅いところもあるので、むしろ2000mは競馬しやすいと思います」
父は
キングカメハメハ、母は角居厩舎でマイルから芝1800mで良績を残した
ミクロコスモスです。その母の父は
ネオユニヴァース。血統的にも距離はこなせそうです。4枠7番と枠のならびもいいですし、期待しています。
(取材・文:花岡貴子)