ソングラインに注目したい。
関屋記念・3着から巻き返して重賞初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/23(土)
富士S(3歳上・GII・東京芝1600m)
ソングライン(牝3、美浦・
林徹厩舎)は今年の
NHKマイルCで
シュネルマイスターとハナ差の2着という実績がある。前走の
関屋記念は3着に終わったが、スタート後に狭くなる不利はあった。斤量52kgで挑めるのは有利であり、巻き返しての重賞初制覇を期待したい。鞍上は
池添謙一騎手。
ダノンザキッド(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は昨年の
ホープフルSをデビュー3連勝で制して
最優秀2歳牡馬に輝いた。その後は振るわず、
皐月賞15着からの巻き返しを狙っていた
日本ダービーも骨折で回避する憂き目にあったが、しっかり休養して立て直されたここで再起を期す。鞍上は
川田将雅騎手。
ワグネリアン(牡6、栗東・
友道康夫厩舎)は18年の
神戸新聞杯以来となる勝利を目指して秋の復帰戦に挑む。19年
ジャパンC・3着などがあるようにGIIに入れば実力上位であり、初のマイルにさえ対応できればチャンスは十分あるだろう。先日5年ぶりの勝利を飾った先輩のダービー馬
マカヒキに続いて復活なるか。鞍上は
福永祐一騎手。
その他、昨年の
NHKマイルC勝ち馬
ラウダシオン(牡4、栗東・
斉藤崇史厩舎)、重賞で2・3着が4回ある
アルジャンナ(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)、前走の
関越Sでオープン初勝利を飾った
サトノウィザード(牡5、美浦・
宮田敬介厩舎)、今年のサマーマイルシリーズ王者
ロータスランド(牝4、栗東・
辻野泰之厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。