16日(土)、17日(日)の東京、阪神、新潟競馬で2歳新馬戦が計10レース実施された。16日は5レースが行われ、素質馬が集まった東京5Rでは好位につけた
ライラック(牝、美浦・相沢)が、直線で楽々と抜け出して1番人気に応えた。
16日の新馬勝ち馬評価一覧
ライラック(牝、父
オルフェーヴル、美浦・相沢)
土曜東京5R・芝1800m、M・デムーロ「相沢先生と(所属の)石川騎手が言った通り、すごく走る馬ですね。真面目だし、折り合いがつくから距離も持つ。瞬発力もあって、最後まで伸びてくれました」(レース評価A、将来性★★★★)
エリカヴィータ(牝、
父キングカメハメハ、美浦・国枝)
土曜東京3R・芝1600m、ルメール「能力がありますね。ずっと真面目に走ってくれました。いいポジションで
リラックスできたし、直線は2回ギアが上がりました。今後が楽しみですね。距離は二千までは大丈夫そうです」(B、★★★★)
フォースクエア(牡、父
エピファネイア、栗東・池江)
土曜阪神5R・芝1800m、池添「ゲートの中はおとなしかったけど、出がひと息で。内枠だったので、促してポジションを取りに行きました。馬の後ろに入れたら落ち着いたし、リズムよく運べました。4角を回ってすぐに仕掛けましたが、狭いところも躊躇なく突っ込んで行けたし、追ってからの反応も良かったです。センスがいいですね。体や息遣いはまだまだ。伸びしろしかありませんし、これからさらに良くなってくると思います」(B、★★★★)
ゼットノヴァ(牡、父
ザファクター、栗東・吉田)
土曜阪神4R・ダート1200m、幸「スタートが速かったし、あとはずっと楽でした。直線に向いて2着馬が来てからも気合を入れただけで反応してくれました。センスがいいのでこれからが楽しみです」(C、★★★)
ジャカランダ(牡、父
キズナ、栗東・河内)
土曜新潟5R・ダート1800m、鮫島駿「大型馬で跳びが大きい馬ですが、しっかり乗り込んできたし、流れも良かったです。跳びを生かすような競馬をして少し大味になってしまいましたが、結果を出せたことは良かったです」(C、★★★)
(評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階)
提供:デイリースポーツ