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【菊花賞】四位師 モンテディオで狙う!開業後初G1即戴冠 トレーナー初の大舞台へ

デイリースポーツ
  • 2021年10月22日(金) 12時13分
 「菊花賞・G1」(24日、阪神)

 四位洋文調教師(48)=栗東=が、21年3月の厩舎開業後初となるG1舞台へモンテディオを送り込む。

 神戸新聞杯3着で優先出走権を獲得し、願いがかなった。「いい馬を引き継がせてもらったので菊花賞に使いたいなと思っていたけど、その通りになった。オーナーさんにとってもクラシックは特別だからね」と喜ぶ。

 騎手時代には菊花賞に16回参戦し、07年アサクサキングスで勝利を飾った。「3歳馬が長い距離を走る時には、不安なファクターが多く存在する。乗っている騎手としては折り合いが一番。この馬は操縦性がいいから、不安がゼロに近いところでスタートできる。それに、例年の京都よりも、阪神内回りの方が合うかもね。器用さが求められるから」。G1・15勝を含む、JRA通算1586勝を挙げた名手が、長丁場への適性を認める。

 鞍上には菊花賞初騎乗となる横山和を抜てきした。「若い力はいい。和生君はよく考えて乗っているし、勢いのある時は馬にとってもプラスアルファがある。オーナーさんが承諾してくれたことに感謝しているよ」と大きくうなずいた。

 トレーナーとして挑むG1の舞台。「そう簡単じゃないよ。ジョッキーの時にも感じていたけど、レースを一つ勝つのも大変なことだから。でも、G1出走となると厩舎がピリッとする。スタッフの士気が高まるのがいいね」。騎手として菊の栄冠をつかんでから14年-。指揮する立場になっても目的は一つ。クラシック最後の1冠を射止める。

提供:デイリースポーツ

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