10月31日、東京競馬場で行われる
天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)。今年の
ヴィクトリアマイルを制し、再び2000m戦に挑んできた
グランアレグリア、今年の
皐月賞馬
エフフォーリア、
天皇賞・春を制した
ワールドプレミアなどGI馬5頭を含む16頭が登録。
しかし、何といっても注目は昨年、無敗でクラシック3冠制覇を達成した
コントレイル(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)だ。
父ディープインパクト、
母ロードクロサイト、
その父Unbridled's
Songという血統。
2019年9月の新馬戦でデビュー勝ちを収めると、
東スポ杯2歳Sから
菊花賞まで重賞6勝を含む7連勝で、史上初となる無敗でのクラシック3冠父子制覇を達成した。自身を含む、3頭の3冠馬が顔を揃えた昨年の
ジャパンCではGI・9勝馬
アーモンドアイには敗れたものの、同期の3冠牝馬
デアリングタクトには先着を許さなかった。
今年初戦となった
大阪杯では初の重馬場ということもあり、まさかの3着と不覚。それ以来のレースとなる今回、昨年の3冠馬のプライドにかけても負けられない一戦となる。すでに
ジャパンCを最後にターフを去ることが決まっており、残り2戦、その雄姿をしかと目に焼き付けたい。