相乗効果で成績アップだ。オリックス・バファローズファンの茶木太樹調教師（３８）＝栗東＝が、２５年ぶりのＶに大興奮。兵庫県姫路市出身ということもあり、幼い頃からグリーンスタジアム神戸（現ほっともっとフィールド神戸）に足を運び、声援を送っていたという。

　「きのう（２７日）は疲れて早く寝てしまったんです。起きたら優勝していました」とリアルタイムで胴上げは見られなかった。それでも同期開業の辻野師からも祝福されたといい、「まさか本当に優勝できるとは。ピッチャーがいいし、柱となる選手がいるのもいいんでしょう」と喜んだ。

　「うちの厩舎は絶対オリックスとリンクしてますよ」と指揮官。「向こうが少し落ち込んだ時は、うちも成績が落ちました。でも、最近はいい感じで来られています」。オリックスが頂点をつかんだ今、ムードは最高潮のはずだ。

　今週は日本一を目指す猛牛軍団にピッタリの馬名ヒトツデモカチタイ（土曜阪神３Ｒ）など６頭を送り込む。中でも注目は土曜新潟６Ｒのイシュタルゲートで、「スタミナを兼ね備えているので二五も持つと思う。勝ち負け意識です」と力強い。上昇気流に乗り、白星奪取を目指す。（デイリースポーツ・山本裕貴）

提供：デイリースポーツ