今週は競馬ファンが待ちに待った一戦、
天皇賞・秋(GI)が行われます。
一昨年、昨年と牝馬の
アーモンドアイが単勝1倍台の圧倒的人気に応えて優勝。今年は牡馬クラシック三冠馬の
コントレイル、マイルGIで4勝の実績を誇る
グランアレグリア、今年の
皐月賞馬でダービーでも2着と健闘した
エフフォーリアと豪華メンバーが顔を揃えました。
世間では「3強対決」と目されていますが、その他の陣営も虎視眈々…。
そんな一戦でオリジナルの
ビッグデータを活用した
AI競馬予想が弾き出した、注目馬を紹介します。
◆「最強女王」を破った脚は本物!?
AIが本命に指名したのは、
天皇賞・秋を連覇した
アーモンドアイと同じく、牝馬の
グランアレグリアでした。
3歳時に
桜花賞(GI)を勝利すると、4歳時はGIレースで4戦3勝。
高松宮記念では
モズスーパーフレアの2着と敗れたものの、その後の3戦(
安田記念、
スプリンターズS、
マイルCS)は見事に勝利で飾りました。
特に強調したいのは昨年の
安田記念で、当時「最強女王」の名をほしいままにしていた
アーモンドアイに2馬身半の差をつけて快勝。このレースを皮切りにGIレースを3連勝したのですから、決してフロックではなかったはずです。
これまでの勝利距離が1200m〜1600mということを不安視されますが、マイルでの高いパフォーマンスからは好勝負しておかしくありません。AIが本命に指名したことを考えても、距離は問題ないと判断したいところです。
今回は2度目の2000m挑戦となりますが、4着に敗れた3走前の
大阪杯は雨により重馬場。あのレースだけで距離が長いと決めつけるのは早計でしょう。
今年の
安田記念では
ダノンキングリーに敗れていますが、上がり3ハロンは最速の32.9。展開のアヤで敗れた感が強く、後方の位置取りとなった競馬は「負けて強し」の内容でした。
手綱を執るのは、前走に引き続き
C.ルメール騎手。前走が2000mを想定した上でのレースだとすれば、さらなる上積みも期待できそうです。