競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
10月も終わりが近づいて、来週には11月がスタート。今年も残すところわずか2カ月となりました。昨年に続いて新型コ
ロナに振り回された一年でしたが、どうですかね?出口は見えてきましたかね?元通りというのは難しいかもしれませんが、対策をしながらであれば規制は全て撤廃できるといいのですが。競馬場も今週から入場できる人数が増加。このまま進んでいければいいですね。
先週、1勝クラスの東京芝1400mを勝った
キミワクイーン(牝、
奥村武)。新潟2歳S組はその後活躍している馬が非常に多いですね。そこを勝った
セリフォス(牡、中内田)はどこまでの大物なのか楽しみ。
キミワクイーンは
阪神JF(12月12日・阪神、芝1600m)に向かう予定。
新馬では24日の東京芝1600mで勝った
プレサージュリフト(牝、岩戸)がなかなか派手なパフォーマンスでしたね。非常に強かったと思います。同厩舎の
ステルナティーア(牝)が
阪神JFの予定ですし、果たしてどのようなローテを組んでくるか興味深いですね。23日の東京芝1400mを勝った
スクルトゥーラ(牝、鹿戸)も良血馬。こちらは体がまだきゃしゃな印象でしたが、直線の伸び脚は見事でしたね。もう少し体が成長してくれば楽しみな存在になりそう。
今週のデビューを予定していた
ダノンギャラクシー(牡、国枝、
父ディープインパクト、
母ベネンシアドール)は11月6日の東京芝2000mにルメールでスライドして出走することに。時計的には問題ないように感じましたが、まだ物足りないと予定を延ばして臨むデビュー戦。どんな走りをするか注目したいです。
札幌2歳Sを勝った
ジオグリフ(牡、岩戸)とサウジアラビアRCを勝った
コマンドライン(牡、国枝)は
朝日杯FS(12月19日・阪神、芝1600m)か
ホープフルS(12月28日・中山、芝2000m)のどちらかに出走予定。同じ勝負服ですし、使い分けることになるのでしょうか。どちらが出走してきても人気を集めることになるでしょうし、正式な発表を待ちたいところです。(馬三郎美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ