「みやこS・G3」(7日、阪神)
レパードS圧勝から挑む
メイショウムラクモは3日、美浦Wで好ムードを漂わせていた。
古馬撃破へ。メンバー唯一の3歳馬
メイショウムラクモが、美浦Wでシャープな走りを披露した。リズム重視の運びで直線を向くと、
アラタ(4歳オープン)との併せ馬にスムーズに移行。最後は馬体を並べて、5F68秒7-39秒1-11秒9を刻んだ。
併せたパートナーに騎乗していた小島良助手は、「横で見ていても息遣いが良かったし、力む感じもなかった。先週の時点で出来上がっていたから、今週はサラッとで十分だよ」と満足げにうなずく。当初は
ブラジルCで復帰するプランを描いていたが、中間の夏負けが尾を引いたため、万全を期してスライド。「先々週から本当の動きになってきた。(予定を)延ばして正解だったね」と笑顔を見せた。
柴田善とのコンビで前走の
レパードSを快勝。「馬の気持ちを尊重して乗るのが大得意な騎手。この馬は善臣さんにマッチしているよね」。55歳の現役最年長ジョッキーと、3歳砂王者のコンビでダート界の覇権を担ってみせる。
提供:デイリースポーツ