「ファンタジーS・G3」(6日、阪神)
軽快にはずんだ。メンバー中唯一の重賞覇者
ナムラクレアは3日、栗東坂路を単走。前半はじっくりと折り合いを利かせしまいを伸ばし、4F54秒4-39秒3-12秒6をマークした。感触を確かめた浜中は「いい感じでした。休み明けですが、息の入りも良かったし、状態面に関しては心配はありません」と手応えをつかんでいた。
和田竜の負傷によって急きょの乗り代わりとなった前走の小倉2歳Sは、鮮やかな差し切り勝ちを決めた。「操縦性の高い馬ですから。抑えも利く。完成度の高い馬です」と期待を込める。
今回は1F距離が延長されるが、長谷川師は「器用に動ける馬ですからね。折り合い面からも距離は不安には感じていません」と気にした様子はない。暮れの2歳女王決定戦、そして来春のクラシックへ。重賞連勝で存在をアピールする。
提供:デイリースポーツ