「
エリザベス女王杯・G1」(14日、阪神)
6戦無敗で
大阪杯を勝ち、G1馬になった
レイパパレだが、その後は
宝塚記念3着、秋初戦の
オールカマーも4着と連敗を喫した。信頼回復へ、今回が正念場。負けられない一戦に向け3日、栗東坂路でハードに追い切った。
先行する
タイキドミニオン(3歳2勝クラス)を鋭く伸びてとらえると半馬身先着でフィニッシュ。4F53秒0-38秒4-12秒5をマークした。高野師は「いい動きだったと思います。以前と比べて、乗りやすさに関して不安がなくなりましたね」と合格点を与えた。
主戦の川田がアメリカ遠征後の隔離期間のため、今回はルメールが鞍上を務めるが不安はない。「(過去に)一度追い切りに騎乗していて、その時に好感触をつかんでくれていますから」とトレーナー。コンビを組む予定だった20年の
秋華賞は抽選漏れしたが、調教には騎乗していた。
1年前に果たせなかったタッグ実現が復活を後押しへ。自信と勢いを取り戻すため、調整に余念はない。
提供:デイリースポーツ