11月14日(日)に阪神競馬場で行われる
エリザベス女王杯(GI)に出走予定の
レイパパレ(牝4、栗東・
高野友和厩舎)について、共同会見の
C.ルメール騎手のコメントは以下の通り。
「(騎乗依頼を受けて)すごくうれしかったです。
レイパパレは1勝クラスから能力を見せてくれました。連勝でGIを勝ちました。やっぱり
ハイポテンシャルの馬ですから、GIでその馬に乗れることはうれしいです。
(今日は)ほとんど普通の追い切りでしたね。リードホースの後ろから併せに行きました。最後の1ハロンはしっかりやりました。それが先生の指示でした。今日は乗りやすかったし、良く伸びてくれましたし、重い馬場で反応がちょっと遅かったけど、最後まで一生懸命走ってくれました。もっと速い反応ができるかと思いましたが、(馬が)大人になって自分でフルパワーを使いませんでした。馬場も深い状態ですから、時計はまあまあですけど、馬の状態はすごく良かったです。
レイパパレはずっと速いペースを維持することができます。途中でも一生懸命走っています。途中で
リラックス出来たら、最後もゴールまで頑張ってくれます。ストロングポイントは彼女のリズムですね。
(去年調教で乗った時と比べ)変化はありましたね。身体が大きくなったし、メンタルも大人になりましたし、去年追い切りで乗った時は能力を感じることが出来ました。重賞レベルの馬だと思いました。
秋華賞は使いませんでしたが、別のレースを勝って、重賞を勝ち、今年はGIを優勝しました。
(このコースは)ちょっとト
リッキーですね。いつも内回りはト
リッキーですね。
レイパパレはそのコースが合うと思います。スタートからスピードを出してくれます。良いペースを維持することが出来ます。距離はちょっと心配しています。2200メートルはちょっと長いと思います。2000メートルまでは良さそうですが、2000メートルを超えるときつくなりますね。一番大事なのはスタートから
リラックス出来れば、もしかしたら別の馬の後ろが取れれば
リラックス出来て、最後は良い脚を使えると思います。
(アメリカ遠征で勝利を挙げた
ラヴズオンリーユーについて)いつも日本馬が海外に行ったら応援しています。
ラヴズオンリーユーは1度乗って1戦1勝、(勝率)100%で、その後は別の馬に乗りました。
ラヴズオンリーユーは海外でいつも良い結果を出しています。香港では優勝して、ドバイでは3着でしたがすごく良い競馬をしました。アメリカではレースの前から大きなチャンスがあると思っていました。川田さんはすごく良い騎乗をしました。良いタイミングで抜けることができました。日本の競馬にとって、すごく良い勝利ですね。矢作チームはおめでとうございます、ですね。
ファンの皆さん、おはようございます。今週は
エリザベス女王杯です。僕は
レイパパレで頑張りたいです。
レイパパレはGIを勝ちましたが、ルメールジョッキーでまた勝つことができると思います。皆さん、応援してください。ありがとうございます」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI