現地時間8日、ジュドモンドファームが所有し、フランケル(牡13、
Frankel)らを繋養しているイギリス・バンステッドマナースタッドの種牡馬の2022年度種付け料を米競馬
メディア「Blood Horse」が報じた。
昨年17万5000
ポンド(約2677万円)だったフランケルは20万
ポンド(約3060万円)に増額。これは晩年の
ディープインパクトの種付け料に匹敵する(2016・17年3000万円、18・19年4000万円)。
英ダービー、
キングジョージを制した
アダイヤー(牡3、Adayer)や愛ダービー、パリ大賞、英セントレジャーSの覇者ハリケーンレーン(牡3、
Hurricane Lane)ら産駒の活躍が種付け料増額の後押しとなった。
同じく繋養されているキングマン(牡10、
Kingman)は15万
ポンド(約2295万円)を維持。今年は日本で
シュネルマイスター(牡3)、欧州でカルティエ賞最優秀古馬にも輝いたパレスピア(牡4、
Palace Pier)、アメリカで
ドメスティックスペンディング(牡4、
Domestic Spending)がG1を制覇している。
その他、ベイテッドブレス(牡14、
Bated Breath)が1万5000
ポンド(約229万円)、
エクスパートアイ(牡6、
Expert Eye)が1万
ポンド(約153万円)に設定された。
欧州のカルティエ賞
最優秀2歳牡馬に選出されたネイティヴトレイル(牡2、
Native Trail)の父オアシスドリーム(牡21、
Oasis Dream)は2万
ポンド(約306万円)で据え置きされている。
※1
ポンド=153円で算出