ランブリングアレーは5歳になり、本格化した雰囲気が感じられますね。
前走の
オールカマーでは、道中で進路が塞がれるシーンもありましたが、ラストは差して7着という結果。
担当の大江助手は「ポジション的に自分から動いていけなかったのが着順に響いたと思います」と振り返りながらも、「
エリザベス女王杯に向けてはいい
ステップレースになったと思います。
オールカマーのあとは短期放牧でリフレッシュしたあと、順調に調教できていますし、一回使った上積みはあったと感じています」と状態の良さを強調していました。
単に成績表だけみると、春は
ヴィクトリアマイルで2着、距離が延びた
オールカマーでは7着なので、距離延長を疑問視する声も聞きますが、陣営としては「春の1600mよりも(
エリザベス女王杯の2200mのほうが)この馬には合っていると思う」(友道師)という判断です。さらに、担当の大江助手も「前走の
オールカマーで距離への手ごたえもつかめた」としています。
「GIに向けて、この中間もいい雰囲気できていますし、最終追い切りの感触も物凄い良かったです。いま、GIに出して恥ずかしくないコンディションだと思います。自分らしいレースをしてくれれば、と思っています」(大江助手)
(取材・文:花岡貴子)