スマートフォン版へ

【POG】夢は米3冠!? 衝撃的だったジュタロウのデビュー戦(栗東発)

デイリースポーツ
  • 2021年11月20日(土) 11時23分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。



 13日に行われたデイリー杯2歳Sは1番人気のセリフォス(牡、中内田)が、後方からメンバー最速の上がり3F33秒4の末脚で前の5頭をかわし、新潟2歳Sに続く重賞連勝を決めた。次走は朝日杯FS(12月19日・阪神、芝1600m)を予定。中内田厩舎は2歳戦にめっぽう強く、17年ダノンプレミアム、20年グレナディアガーズに続く、同レース3勝目を狙う。

 先週はそれ以上に衝撃なレースがあった。13日の阪神新馬戦(ダート1800m)で、ジュタロウ(牡、河内)が2着に2秒4もの大差をつけて、1分53秒6でV。掲示板を確保(5着)したヒロノシュンタイムオーバーになる珍現象が起きたほどだ。同日同舞台の2歳未勝利戦ではタマモエース(牡、川村)が2着に1秒8差をつけて1分54秒6で逃げ切ったが、それをデビュー戦でさらに1秒速い時計で押し切った。師によると「ユタカが本気でケンタッキーダービーへ行きたいと言っていた」ほどの逸材。今後は放牧に出され、次走は来年のダート戦になるもよう。先日に矢作厩舎がアメリカでG1を2勝したが、来年には河内厩舎がアメリカの3歳3冠レースを制しているかもしれない。

 新馬-野路菊Sを連勝中のロン(牝、石橋)は体調が整わず、放牧に出されることになった。師は「オーナーと話し合った結果、今後の予定はいったん白紙になりました」と話した。

 13日のオキザリス賞を勝ったドライスタウト(牡、牧浦)は全日本2歳優駿(12月15日・川崎、ダート1600m)へ向かう。同レースには新馬-もちの木賞を無傷2連勝のクラウンプライド(牡、新谷)も参戦予定。

 福島2歳S4着のショウナンマッハ(牡、茶木)は年明けの小倉戦を目標にする。「気が入りやすいので、ひと息入れます。新馬戦を勝っている小倉でいいパフォーマンスを見せたいですね」と師。

 10月31日の阪神新馬戦(芝1600m)を逃げ切ったジャマン(牝、高橋康)はエリカ賞(12月11日・阪神、芝2000m)を予定。西岡助手は「ゆったり運ぶ形の方が良さそうなので、距離を延ばします」と説明した。(馬三郎栗東支局・塩手)

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す