21日の東京3R2歳未勝利戦で4番人気の
グランスラムアスク(牝2歳、栗東・矢作)が逃げ切り、騎乗した
古川奈穂騎手(21)=栗東・矢作=がJRA通算7勝目をマーク。左肩の手術から10月9日に復帰後、31戦目で待望の白星を飾った。
奈穂は「前回でゲートの反応が良くなっていたので、出られれば逃げようと思っていました。直線が長いので、そこだけ気をつけていましたが、最後まで馬が頑張ってくれました」とホッとした表情を浮かべた。
東京都出身。この世界に入るきっかけとなった
ゴールドシップの姿を追い掛けた東京競馬場で初騎乗初勝利に、「自分を育ててくれた場所で、自分が(騎手として)勝つなんて…信じられません。まだまだです。もっと落ち着いて競馬ができるように頑張りたい」と決意を新たにしていた。
提供:デイリースポーツ