27日に阪神競馬場で行われる
ラジオNIKKEI杯京都2歳S(2歳・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年も開催日割の変更に伴い阪神芝2000mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
ディープインパクト産駒は[19-16-14-63]。
レイパパレ(21年
大阪杯、20年
チャレンジカップ)、
アカイトリノムスメ(21年
秋華賞)が重賞勝ち馬として名を連ねており、
アドマイヤビルゴ(20年
アンドロメダS、20年
若葉S)がリステッドを2勝。なお、現2歳世代は
黄菊賞を勝った
ジャスティンパレスを筆頭に[3-2-1-0]と底を見せていない。同産駒からは
キャンデセント、
トゥデイイズザデイの2頭が出走予定。
ハーツクライ産駒は[7-3-6-51]。データ集計期間内では
ディープインパクト、
キングカメハメハに次ぐ3位の勝利数を収めている。平場[5-2-4-22]複勝率33.3%、特別[2-1-2-29]複勝率14.7%と好走例は下級条件に多いものの、現2歳世代が「2-1-1-2」複勝率66.7%と好調であることには留意したい。同産駒には
フィデルが該当する。
オルフェーヴル産駒は[5-3-3-26]。20年
大阪杯を
ラッキーライラックが制するほか、代替開催された昨年の
ラジオNIKKEI杯京都2歳Sでも
ラーゴムが2着と好走。後者は先週に当該コースで行われた
アンドロメダSを制している。なお、現2歳世代の出走例はなし。同産駒からは
ライラックが出走予定。
ブラックタイド産駒は[3-0-0-18]。内訳をみると20年[0-0-0-12]複勝率0.0%、21年[3-0-0-6]複勝率33.3%と今年の活躍が目立ち、その3勝すべてが10・11月と直近、3勝のうち2勝が現2歳世代の未勝利であることも興味深い。同産駒には
シホノスペランツァが該当する。