京阪杯に管理馬を登録している20人の調教師のうち、2016年以降の阪神芝1200mにおける3着内数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
京阪杯で、馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
高野友和調教師。集計期間内に阪神芝1200mにおいてメンバー最多の5勝を挙げている。ただし、複勝回収率は59%止まりで、馬券妙味は今ひとつか。
今年は
アウィルアウェイが出走予定。差し一辺倒なので馬場や展開に左右されるが、Aコース8週目となる今の馬場なら直線一気のシーンも。
2位は
飯田祐史調教師。集計期間内に阪神芝1200mで4勝を挙げている。複勝回収率は73%にとどまっているが、単勝回収率は182%。この条件ではしっかり勝ち切っているのが特徴で、狙うなら単系の馬券がオススメ。
今年は
エイティーンガールが出走予定。
エイティーンガール自身、阪神芝1200mで2勝を挙げており、コース相性は良好。急坂を全く苦にしない点は頼もしい。こちらも
アウィルアウェイ同様に末一手のタイプだけに、今の馬場は向くはずだ。
第1位に輝いたのは
河内洋調教師だ。集計期間内に阪神芝1200mに21回出走し、2勝2着5回3着2回。複勝率42.9%、複勝回収率140%と非常に優秀な数字を叩き出している。好走の大半は2016年から2018年の間に偏っており、2020年以降馬券絡みを果たしていない点は気掛かりだが、その間も14番人気4着などがあり内容は悪くない。
今年は
アイラブテーラーが出走予定。デビューから7連続連対した後、8戦続けて馬券外と不振が続いているが、その間に2回ある4着はともに阪神コースだった。上がり最速で0.4秒差まで追い上げた前走の
スワンSに復調の気配が窺え、1200mに戻る今回、もうひと押しがあっても不思議ではない。