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【チャンピオンズC】ソダシ 砂でも主役 ダート初挑戦G1戴冠なら史上初

デイリースポーツ
  • 2021年11月30日(火) 06時04分
 「チャンピオンズC・G1」(12月5日、中京)

 札幌2歳Sで芝での重賞V、阪神JFでG1、桜花賞でクラシック制覇。白毛馬初の偉業を成し遂げてきたソダシが、新たな歴史をつくる。

 ターフで脚光を浴びてきたアイドルホースだが、JRAのダートG1において、ダート初挑戦の馬が勝った例はない。それでも須貝師は「あくまで挑戦者として見守ってほしい。けど血統的にはここだよね。ダートに戻ってきたという感じ」と意欲を見せれば、主戦の吉田隼も「デビューしたころからダートで乗ってみたかったというのはある」と期待を込める。

 父クロフネは01年にJCダートを圧勝。伯母ユキチャンは08年関東オークスなどダート交流重賞3勝を挙げ、19年レパードSで白毛としてJRA重賞初制覇したハヤヤッコ、ダートで3連勝してオープン入りしたダノンハーロックはいとこにあたる。血統的背景は砂適性の高さを示している。

 前走の秋華賞ではゲートに歯をぶつけて出血するなどして10着。中間はノーザンファームしがらき(滋賀県)で2週間ほど英気を養った。その後の調整は順調に進んでいる。「帰厩後は落ち着いてきていて、リラックスしている。トモに張りが出たかな。馬が成長してきたんじゃないか」と今浪厩務員。砂の舞台でも輝きを放つ。

  ◇  ◇

 1週前追い切りでは、吉田隼を背に栗東坂路で4F51秒1-11秒9(G一杯)。サトノアイ(3歳3勝クラス)との併せ馬で1馬身先着。全身を大きく使って豪快に伸びた。フットワークも力強く、気配は絶好だ。

提供:デイリースポーツ

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