２歳新馬戦が２７、２８日の東京、阪神競馬場で計７レースが行われた。日曜の東京６Ｒではサリオスの異父妹サリエラ（牝、美浦・国枝）が、２着に３馬身差をつけて逃げ切り、デビュー戦を飾った。



先週の新馬勝ち馬評価一覧

サリエラ（牝、父ディープインパクト、美浦・国枝）

　日曜東京６Ｒ・芝１８００ｍ、ルメール「マイペースで行けました。直線では２着馬と併せ馬の形になりましたが、坂を上がってからステッキを一発入れたらファイトしてくれました。いい反応でした」（レース評価Ａ、将来性★★★★）

ティントリップ（牝、父ロードカナロア、栗東・杉山晴）

　日曜阪神４Ｒ・ダート１２００ｍ、松若「いい走りをする馬です。ダートの走りは良かったですが、レースではハミを自分で抜いたりして幼い面がありました。気性の難しいところがあるのでそれが悪い方に向かわなければいいですね」（Ｂ、★★★）

メイショウラナキラ（牡、父ドゥラメンテ、栗東・南井）

　日曜阪神６Ｒ・芝２０００ｍ、泉谷「攻めよりも実戦に行って良く、返し馬から芝での走りが良かったです。道中もずっと手応えは良かったですね。４角の出し方が少し雑になってしまいましたが、しまいも思ったより速い脚を使ってくれました。強かったです」（Ｂ、★★★）

コウキ（牡、父エピファネイア、美浦・上原）

　土曜東京５Ｒ・芝１６００ｍ、柴田大「気性的に難しいところがあって、ケイコでも工夫しながらやってきたので、結果を出せて良かったです。能力は高いと思うので、そのあたりを考えながらやっていきたいですね。競馬場に来た方が戸惑っていたので、そのあたりでうまくいったのかな。２戦目でテンションが上がらないように、様子を見ながらやっていきたいですね」（Ｃ、★★★）

サクセスローレル（牡、父マスタリー、栗東・北出）

　土曜東京６Ｒ・ダート１６００ｍ、亀田「調教から乗っていたのですが、あんなに速くゲートを出るとは思っていませんでした。先頭に立ってフワフワしたのですが、追いだしてからはしっかり。左回りのマイルという舞台も合っていたと思います」（Ｃ、★★★）

フーリッシュホビー（牝、父アロゲート、栗東・杉山佳）

　土曜阪神６Ｒ・ダート１８００ｍ、幸「ゲートでゴソゴソして上に出て行く感じでしたが、その後は乗りやすかったです。相手は２着馬だけと思って目標にして運びました。能力の高い馬だし、これからが楽しみですね」（Ｃ、★★★）

サク（牝、父リオンディーズ、栗東・北出）

　土曜阪神５Ｒ・芝１６００ｍ、幸「午前中の競馬で馬場の内が良かったですし、うまく枠を生かせました。最後も内から脚を使ってくれました。真面目で乗りやすいですし、今のところ言うことがありません」（Ｃ、★★）

（評価は馬サブロースタッフによるＳ、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄの５段階）

提供：デイリースポーツ