1日、船橋競馬場で行われた第67回クイーン賞(3歳上・牝・JpnIII・ダ1800m・1着賞金2100万円)は、中団前でレースを進めた笹川翼騎手騎乗の6番人気ダイアナブライト(牝5、川崎・内田勝義厩舎)が4コーナーで内から進出。直線では外に寄れながらしぶとく脚を伸ばし、逃げ粘る1番人気サルサディオーネ(牝7、大井・堀千亜樹厩舎)をゴール寸前で差し切って、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒4(不良)。

　さらに5馬身差の3着に3番人気プリティーチャンス(牝4、栗東・野中賢二厩舎)が入った。なお、2番人気リネンファッション(牝4、栗東・坂口智康厩舎)は8着に終わった。

　勝ったダイアナブライトは、父ディープインパクト、母チェリーコレクト、その父Oratorioという血統。内田勝義厩舎への転厩初戦を見事勝利。昨年9月の3勝クラス以来となる勝ち星にしてダートグレード競走初制覇となった。また、鞍上の笹川翼騎手にとってもダートグレード競走は初制覇。