スマートフォン版へ

【チャンピオンズC】昨年13着惨敗のアナザートゥルース 今年は夏休みを取って体調ばっちり/トレセン発秘話

東京スポーツ
  • 2021年12月02日(木) 18時01分
 先週時点で除外対象。予想合戦でも印を回すことはできなかったが、今、第22回チャンピオンズC(5日=中京ダート1800メートル)最大の穴馬はこの馬かと気になっているのがアナザートゥルースだ。

 前走のみやこSは1、2着馬の4角通過順が「9」→「13」という差し、追い込み決着。先行勢には厳しい流れのなか、ハナを奪って主導権を握り、残り100メートルまで先頭。3着に踏ん張った内容はきらりと光るものがあった。

 回避馬が出たことで出走が叶っただけに、週明けのトレセンで真っ先に高木調教師を直撃すると…まずは「出られることになって良かったです」と安堵の表情。続けて「もまれなければハナにはこだわらない馬なんだけど、近走は内めの枠が続いて、なかなか思うようなレースができないこともあった。前走も内枠だったので、ハナを主張したが、キツい展開でもよく踏ん張って力のあるところを見せてくれた」と改めてレースぶりを評価した。

 同厩舎で活躍した半兄サウンドトゥルーは、7歳でJBCクラシックを制覇し、南関東に移籍後、10歳になっても大井の重賞・東京記念を制すなど高齢になっても活躍を続けたが、7歳秋を迎えた本馬についても高木師は「年齢を重ねるごとに力をつけているし、やはりこの血統の強みですね」。

 昨年のチャンピオンズCは13着と不本意な結果に終わったが、「兄もそうでしたが、この馬も暑い時期が苦手で冬場に調子を上げるタイプ」(高木師)。結果的に夏場に2戦した疲れが抜け切らずにぶっつけ参戦となり、本来のデキを欠いていた。

 その点今年は夏場をしっかり休養にあてて、状態面の不安は全く感じられない。さらに「右回りだと体ごとモタれるところがあるんです。以前はブリンカーが効いていたんですけど、近走はその効果ももうひとつで…。左回りだとコーナリングがスムーズですからね」と中京替わりもむしろプラスとなりそうだ。

「できれば外枠を引いて、速い馬を前に見ながら、自分のリズムで運べれば」と語るように、1月の東海Sで2着した時以来となる外枠ゲットなら…前走以上の激走があっても不思議はない。何かしらの印を回してマークしたい。

(美浦の穴馬発見野郎・松井中央)

東京スポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す